第13回SJS交流ウェビナー1/28(火)「持続可能な建築の考え方と実践3〜木造建築編」

第13回SJS交流ウェビナー(2025年1月28日17:00〜)は、第9回で好評を博したベルン州立大学・木造建築学部のぺーター・シュルヒ教授が再登場します。第2回(2022年7月)と第9回(2024年1月)に開催されたペーター・シュルヒ教授のSJS交流ウェビナーでは、持続可能な建築の基本的な考え方や改修・サーキュラー建築についてお話しいただき、多くの方にご好評をいただきました。

シリーズ第三回目として、今度は「現代の木造建築」に焦点を当てたウェビナーを開催します。
私たちに身近な中小規模の住宅建築や公共建築の事例を中心に、経済性やフレキシビリティといった側面を考慮しながら、持続可能性のための総合的な工夫について解説していただきます。

セミナー当日はスイスよりの生配信なので可能な限り質疑応答にも対応し、持続可能な社会づくりに役立つ最新情報をお届けします。

講師プロフィール

peter schurch
Peter Schürch

ペーター・シュルヒ教授
スイスの大学が共同で運用する「持続可能な建築とエネルギー専門課程」の代表を務めるエキスパートであり、建築家。
ベルン州立大学での大学生や社会人を対象とした教育活動を行う傍ら、代表を務めるHalle 58(https://www.halle58.ch/)でも新築の木造建築、既存改修の木造建築の模範的な事例を生み出し続ける。

スイスソーラー大賞やATU_プリ賞、プリイノベーション賞、企業賞など受賞多数。2009年からスイスのソーラー大賞の中でもデザインの美しい建物に贈られる『ノーマン フォスター・ソーラーアワード』の審査委員長も務めるなど、スイスの低エネルギー・エコロジー建築の第一線で活躍中。

講演内容

・持続可能な建築の考え方のおさらい
・美しい中小規模の木造現代建築での実践例
・経済性、耐火、エネルギー、フレキシビリティを配慮した構造の工夫 など

【シュルヒ教授の思考&ウェビナーのポイント】

  1. 建築は総合的なバランスが重要で美しさやエネルギー性能だけが重要ではない。
  2. 持続可能性のある建築には長年の使用に耐えられる自由度(フレキシビリティ)も必要。
  3. 建築には総合的判断からガラスを多用している。
  4. 建築も自動車の革新のように常に進化が必要である。
  5. 案内人(逐次通訳)は欧州・ドイツ語圏のサステナブル事情に詳しいスイス在住ジャーナリスト・滝川薫。

【開催日時】2025年1月28日(火曜日)17時00分~18時半(スイスより生配信)
【参加費】1,000円(学生500円)
【お申込専用サイト】Peatix→
https://peatix.com/event/4231092
*賛助会員の方はお申し込み不要です。事前にメールにてリンクをご案内します。)

主催・お問合せ先:SJS スイス-日本サステナビリティ交流会
後援:公益社団法人日本建築家協会認定NPO法人環境市民Dotネクストプロジェクト

(写真提供・出所 Halle58

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