AIの急速な普及などを背景に、世界各地で大型データセンターの建設が進んでいます。その一方で、大量の電力や水を消費するデータセンターを、地域のエネルギーシステムの中にどのように位置づけるのかが、新たな課題となっています。
データセンターが消費する大量の電力は、最終的には熱となって排出されます。この排熱を捨てるのではなく、地域のエネルギー資源として活用することはできないのでしょうか。
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スイス・チューリッヒ市が所有するエネルギーサービス会社「エネルギー360°社」は、チューリッヒ近郊にある接続容量35MWのデータセンターから発生する排熱を利用した、大規模な地域熱供給プロジェクトを進めています。
データセンターから回収した低温排熱を利用し、複数の自治体にまたがる地域熱供給網を通じて、2026年秋から約1万2,000世帯に暖房・給湯用の熱を供給する計画です。
本ウェビナーでは、エネルギー360°社で自治体変革部門の営業責任者を務めるアンドレアス・ウア氏を講師に迎え、データセンター排熱を地域熱供給に利用する仕組みから、自治体や企業との協働、事業化に伴う課題やリスク、規制の動向まで、実際のプロジェクトをもとにお話しいただきます。
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さらに注目したいのが、このプロジェクトを担うエネルギー360°社そのものの変革です。
同社の前身は、19世紀半ばに設立されたチューリッヒ市営のガス会社です。チューリッヒ市が2040年の気候中立を掲げ、都市ガス供給を段階的に終了していく中で、同社は地域熱供給や再生可能エネルギー、モビリティなどを担うエネルギーサービス会社へと事業転換を進めています。
大量のエネルギーを消費するデータセンターを、地域に負担をもたらす施設として捉えるだけでなく、その排熱を地域の脱炭素化に活用する——。
急増するデータセンターと地域社会がどのような関係を築いていくのか。スイス・チューリッヒの具体的な取り組みから、その可能性と課題を考えます。
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今回のウェビナー(及びお申し込み)は、Zoomで行います。当日は通訳者を介して直接ウアさんに質問できる時間を設け、持続可能な社会づくりに役立つ最新情報をお届けします。無料で参加いただけますので、ご関心のおありの方に情報をシェアしていただけるとうれしいです。
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【講師紹介】
アンドレアス・ウア氏
エネルギー360°社 自治体変革部門 営業責任者
エネルギー業界で20年以上の経験を持つ営業・経営の専門家。営業、キーアカウントマネジメント、法人顧客部門などで長年リーダーシップを担い、現在はエネルギー360°社の自治体変革部門で営業責任者を務める。
企業発展、経営、戦略的マネジメント、スマートシティ・スマートリージョンなどの専門教育も修了し、自治体や顧客とともに持続可能なエネルギーシステムへの転換を進めている。
【開催日時】2026年11月11日(水曜日)16時00分~17時30分(スイスより生配信)
【参加費】無料
【お申込専用サイト】https://us02web.zoom.us/webinar/register/6017863223799/WN_jEhA0nnzSRWX8c3c7lLqMw
主催・お問合せ先:気候ネットワーク、SJS スイス-日本サステナビリティ交流会
後援:(一社)エネルギーエージェンシーいわて
画像提供:©Energie360°


