私たちの暮らす山上集落で、住民出資の協同組合式で建設中のお隣の家。裏山の木で作る家です。
前回投稿した棟上げからひと月経ち、今日は木質繊維断熱材の吹込み作業が行われていました。マッシブな木の壁の外側にシート、間柱、木質繊維ボード、シートを施工した後、セルロースと同じ機械を用いて吹込みます。
室内では内装が進行中ですが、今週は一階では石灰モルタルの版築床の施工が行われました。石灰岩の山の上ですので、粘土ではなく、石灰土を利用したそうです。
集落の複数の建物に暖房・給湯熱を供給する新しいチップボイラーも数週間前から無事に稼働しています。以前の薪ボイラーよりも煤塵排出量が少ないのが嬉しい点です。
ひと月前の棟上げ式では、マッシブな壁と天井から構成される、フレキシブルな大空間が印象的でした。どのように仕上がるのか楽しみです。