第8回SJS交流ウェビナー10/24(火)地域のエネルギー自立を支える支援組織『エネルギー研究所フォアアールベルク』

第8回SJSウェビナーのテーマは「エネルギー転換」がテーマです。
オーストリアの中でも脱炭素の活発な取り組みやエネルギー自立地域として知られるフォーアアールベルク州より、日本とスイスを繋ぎ生配信でお届けします。

2023年10月24日(火)17時から行われるSJSウェビナーでは、2011年からエネルギー研究所フォアアールベルクの所長を務める、ヨゼフ・ブルチァー氏さんをお招きします。

エネルギー研究所フォアアールベルクは、同州に1985年に中立機関として設立された半公共のNPO協会です。当初は地域の建築の省エネルギー化やエコロジー化を主要テーマとして、施主へのアドバイスや建設関係者の教育を行っていました。

現在では、州や基礎自治体、地域企業、建築関係者や施主のパートナーとして、地域からのエネルギー大転換を実施していくための中間支援組織に発展。50人の専門家が働く研究・コンサルタント機関となっています。

SJS第8回ウェビナーでは、1989年から同機関に勤め、現所長であるヨゼフ・ブルチァーさんに、エネルギー研究所フォアアールベルクの成り立ち、組織、機能やサービスについてお話いただきます。

日本でも、地域からエネルギー大転換を実施していくには、同様な中間支援組織の存在が重要であるという認識を持つ、NPO法人気候ネットワーク様と共に、日本での可能性を探っていきたいと思います。


講師紹介
ヨゼフ・ブルチァー氏
エネルギー研究所フォアアールベルク・所長。

1959年生まれ。

機械工学エンジニア。グラーツ工科大学で機械工学(蒸気・熱分野)を卒業後、インスブルック大学でマーケティング課程を修了。
80年代後半に大学研究所でのヒートポンプ技術の研究や、企業での熱源設備の開発・製造に携わる。1989年からエネルギー研究所フォアアールベルクのプロジェクト担当者と副経営者を務める。
以来2011年までに、住宅建築のエネルギーアドバイスに携わる40人のエネルギーアドバイザーのネットワークを運営。州内16箇所の地域エネルギーアドバイス所をコーディネートし、エネルギーアドバイザーの教育・継続教育プログラムの策定と実施、エネルギー研究所の広報活動等に携わり、2011年から現職。

URL: https://www.energieinstitut.at

【開催日時】2023年10月24日(火曜日)17時00分~18時30分(オーストリア、スイスより生配信)
【参加費】無料
【お申込専用サイト】Zoom→
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_mO6gTEq9TDmji8ax9i8eMg

ウェビナー(及びウェビナーのお申し込み)は、Zoomで行います。当日は通訳者を介して直接ブルチァーさんに質問できる時間を設け、持続可能な社会づくりに役立つ最新情報をお届けします。

主催・お問合せ先:気候ネットワークSJS スイス-日本サステナビリティ交流会
後援:JIA 環境会議、JIA 関東甲信越支部/ 杉並地域会、Dotネクストプロジェクト
写真提供:Energieinstitut Vorarlberg

また、このウェビナーは、脱炭素地域づくりを推進する、気候ネットワークによる3ヶ月連続セミナー連続セミナー「脱炭素地域づくりを進める中間支援の仕組みと体制」の第2回目となります。ドイツ・オーストリアでの脱炭素地域づくりの取り組みや、日本国内で先駆的な取り組みを行う事例などの紹介する回もあり、いずれも貴重な情報となりますのでぜひ併せてご視聴ください。

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